会場：サンピア仙台
企画：六郷・七郷コミネット
主催：20世紀アーカイブ仙台
16回目になる”昭和の仙台”8ミリで楽しむっ茶会は七郷地区のみなし仮設にお住まいの方を対象に、11名にお集まりいただきました。
「ジッとしていられないの」と言って立ち上がり、
茄子とキュウリのお漬物を準備して御馳走して下さるなど、アクティブな方が多く参加され、話題も１つのアイテムや映像から次から次へといろんなお話が広がって行くので、お話が止まず、とても楽しいひと時でした。
この日の一番のエピソードは荒浜地区のみなさんにとってなじみのある食べ物の中に「ぬ゛」という料理があるというお話でした。
実際は「煮（に）」というお豆腐屋の海野さんが作る、分厚いふわふわの油揚げをみりんと醤油で煮て、生姜を乗せた精進料理。
「煮」が訛ると「ぬ゛」になるそうで、発音が難しいですね。
今は津波でお豆腐屋さんの機械が流され、油揚げはもう食べられないのだそうです。
戻らないものは沢山ありますね。少しずつでも戻していきたいです。
