六郷・七郷の今

六郷・七郷地域を中心とした仙台市若林区の復興の様子を、写真を通してお伝えしています。
撮影ポイント名、もしくは地図上のポイントをクリックしてお進み下さい。


若林区撮影ポイント
荒井第二復興公営住宅
荒井東復興公営住宅
卸町復興公営住宅(予定地)
中倉復興公営住宅
若林西復興公営住宅
かさ上げ道路(荒浜)
かさ上げ道路(岡田)
防潮堤(荒浜)
防潮堤(藤塚)
仮設焼却炉跡海岸公園予定地(荒浜)
仮設焼却炉跡海岸公園予定地(井土浜)
農業園芸センター
荒浜小学校
東六郷小学校
住宅基礎(荒浜)
浄土寺
東日本大震災慰霊之塔
五柱神社

荒井第二復興公営住宅荒井東復興公営住宅卸町復興公営住宅中倉復興公営住宅若林西復興公営住宅かさ上げ道路(荒浜)かさ上げ道路(岡田)防潮堤(荒浜)防潮堤(藤塚)仮設焼却炉跡海岸公園予定地(荒浜)仮設焼却炉跡海岸公園予定地(井土浜)農業園芸センター荒浜小学校東六郷小学校住宅基礎(荒浜)浄土寺"東日本大震災慰霊之塔五柱神社荒井第二復興公営住宅荒井東復興公営住宅卸町復興公営住宅中倉復興公営住宅若林西復興公営住宅かさ上げ道路(荒浜)かさ上げ道路(岡田)防潮堤(荒浜)防潮堤(藤塚)仮設焼却炉跡海岸公園予定地(荒浜)仮設焼却炉跡海岸公園予定地(井土浜)農業園芸センター荒浜小学校東六郷小学校住宅基礎(荒浜)浄土寺"東日本大震災慰霊之塔五柱神社








荒井第二復興公営住宅

整備戸数は若林区内の復興公営住宅で一番少ない34戸です。
平成27年度には徒歩8分の所に仙台市地下鉄東西線六丁の目駅が開通します。
入居は平成27年度開始となります。

荒井東復興公営住宅

第一期、第二期の2棟が建設され、それぞれ197戸、101戸が整備されます。
第一期は平成26年度春から入居を開始しています。
平成27年度には徒歩18分のところに仙台市地下鉄東西線荒井駅が開通し、ショッピング街などの商業施設、医療、福祉施設、公共施設が建設され、現在の景観は大きく変貌していきます。

卸町復興公営住宅

整備戸数98戸9階建ての建設を予定しています。南側の道路向かいにある仙台卸商センターの卸町会館には、内科・歯科医院や、郵便局、理容室などがあり、誰でも利用することができます。復興公営住宅は3階以上が住宅となり、1・2階は仙台卸商センターの事務所及び集会室が計画されています。

中倉復興公営住宅

整備戸数は58戸、8階建の復興公営住宅です。
ペットを飼っている方限定で申し込むことが出来ます。徒歩15分圏内にはスーパーや銀行、病院等があり、小、中学校も近く比較的便利な地域です。入居は平成27年度開始となります。

若林西復興公営住宅

整備戸数は152戸、3棟に分かれた復興公営住宅です。
平成26年度春から入居を開始しています。
目の前を広瀬川が流れており、河川敷は市民の散歩コースとなっています。
近隣にはスーパーやドラッグストアがあり、買い物がしやすく暮らしやすい地域です。

かさ上げ道路(荒浜)

道路に堤防の役割を持たせるために、七北田川から名取川までの約10kmに高さ6mのかさ上げ道路が整備されます。最初の着工地点がこの荒浜地区です。

かさ上げ道路(岡田)

現在車が走っている県道塩釜亘理線の東側には盛土によりかさ上げした道路が作られます。高さは6m程度です。
かさあげ道路は宮城野区岡田の辺りから県道塩釜亘理線から分岐し、七北田川にあたるまで、海岸線と並行に作られていく予定です。

防潮堤(荒浜)

平成26年1月10日より荒浜地区の防潮堤復旧工事が始まりました。
元々作られていた現在の防潮堤を約1.5メートルかさ上げし7.2メートルにします。

防潮堤(藤塚)

藤塚地区の震災以前に造られた防潮堤にかさ上げが行われ、平成26年3月で完成しました。
この地域にも多くの住宅が立ち並んでいましたが、災害危険区域に指定されており、元の住民が住むことはできません。今後、海岸公園の一部として整備されます。

仮設焼却炉跡海岸公園予定地(荒浜)

震災後、浸水区域の瓦礫を処理する目的でこの地に仮設焼却炉が建てられました。
平成25年12月には役目を終えて解体されました。今後この地域は海岸公園としてさまざまな整備が行われていく予定です。

仮設焼却炉跡海岸公園予定地(井土浜)

井土浜の仮設焼却炉は蒲生、荒浜の仮設焼却炉と並んで平成23年10月から順次、震災の瓦礫を燃やし続けてきましたが、平成25年12月に役目を終えて解体されました。
仮設焼却炉の周りは区画整備が盛んに行われており、防災林や海岸公園などとして整備され、風景が大きく変わっていきます。

農業園芸センター

農業園芸センターは市民が農業と緑にふれあう憩いの場として平成元年4月に開園されました。大温室や、花壇、遊具、食堂などがあり、賑わっていましたが、地震による津波の被害に遭いました。
大温室が破損、植物は死滅してしまいましたが平成27年の開所を目指し、新たに再整備が行われる予定です。

荒浜小学校

荒浜小学校は4階建て校舎の2階まで津波が襲い浸水しました。
平成25年2月に体育館およびプールの解体が行われ、校舎だけが残っています。
荒浜小学校は平成28年4月に七郷小学校に統合する予定で、現在は東宮城野小学校の校舎を間借りして授業を再開しています。

東六郷小学校

津波で被災した東六郷小学校は、今も校舎は震災当時のままの姿を留めています。平成26年3月に校庭の整備が行われ、雑草や小石が一掃されました。
現在は六郷中学校を間借りして授業が行われています。

住宅基礎(荒浜)

荒浜地区は、家々が立ち並ぶ住宅地でした。
海側は鬱蒼とした松林があり、キノコや山菜が豊富に採れる豊かな地域でした。
現在は住宅のほとんどが津波で流され、基礎部分だけが残っています。

浄土寺

浄土宗、海縁山、寛永2年(1625)の開山と伝わる由緒あるお寺です。
津波で本堂をはじめ、敷地内のほとんどが流され、平成24年2月にプレハブの仮本堂が建てられました。
敷地の真ん中には東日本大震災で亡くなられた方々の安穏と、震災による災害を継承していくために「東日本大震災慰霊碑」が建てられています。

東日本大震災慰霊之塔

東日本大震災慰霊之塔と荒浜慈聖観音像は東日本大震災で亡くなられた方々の慰霊のため建てられました。全国各地からお祈りに来た方々が、花や千羽鶴をお供えしています。

五柱神社

五柱神社は、源家や伊達家のゆかりの神社です。
八坂神社、稲荷神社、天照皇大神、春日神社・賀茂神社の五社をお祀りしています。
以前は立派な社殿がありましたが、津波で流され、基礎だけが残りました。
現在も石碑や灯篭が倒れたまま、地面に散らばっています。
震災前は藤の蔓が巻きついていた二本の松も、すっかり枯れてしまいました。